Let'sムササビ!
【むっささびぃ♪】
注:コアラぢゃナイ→

投稿日:2002/9/28 by野良屋
10/12/画像追加
10/17/新兵器追加
11/3/マジ画像追加
12/27/隣り町のネタを追加

2003/春/詫状追加


ムササビ Flying Squirrel


    リス科の哺乳類: 夜行性で、木の芽や実を食べてるらしい。
    体長40cm+尾は30cm位か?
    同族でも小型の種はモモンガと呼ぶ。
    手足と尾の間の飛膜を広げて、木から木にグライダーのように滑空する。
   
 季語は冬、冬眠はしないらしい?





 このムササビだか飛びリスだかが、野良屋さんちの庭先を飛びまわってたりもします。それが部屋の窓から見えたりするし。(^^;

 このアヤシイ動物の事を当BBSで書いたところ、意外な反響がありました。庭先にまたとないネタが飛んでるので、オソマツながらレポりたいと思います。

 また、飛びリス・尾座布団・飛行ふろしき等の愛称の候補がありましたが、熱い議論の末に
【むっささびぃ♪】と呼ぶ事にしましたので、以下はコレでいきます。(キッパリ)・・・アセ








←コレは部屋の窓からの撮影:左は電柱

 まぁ、フクロウの声が聞こえる程のド田舎だが、まさかこんなにも身近に居たとは思いませんでしたネ。(笑)

 【むっささびぃ♪】の行動は日没から。
よく晴れた日には、同じ時間帯に欠かさず出勤してきます。
飛行ルートがほぼ決まってるので、偶然にも一度目撃したら、次の日もそこで張り込んで居れば勝ったも同然なんですネ、コレが...。

 がしかし!!
暗くてカメラのピントを合わせる事も出来ませぬ。
また、100%ストロボに頼らないと撮影は不可能なんです。
さらに・・・悲しいかな、ファインダーから確認するのも暗すぎて困難だったりもします。もう感ですョ勘!




右目でファインダーを覗きつつ、
左目では暗闇で何かが動くのをじっと見張っています。
止まり木から10m位離れて待機、

完全に陽が落ちた薄明かりの空を背景にして、、、

じっと目を凝らすと
、、、、、

向うで何かが横切った気がする??? 





 『闇が動いた!』

 全く音をたてず、尾で舵をとりながら滑空する様は見事であり、この静けさの中で無音で滑空する様は神秘的なものをも感じます。
 鳥の羽ばたきとは違い、その場の空気を濁らせず、まるで次元をも超えた飛行技術を目の当たりにしたら、あなたも背筋に一筋の電気が走る事でしょう。

空気を読み、風を操り、そして夜を運んで来る。
【むっささびぃ♪】は、そんな生き物なのです。


 
 【むっささびぃ♪】は高い木に登り、そこから次の木へと50m位は平気で滑空して来ます。
 中継する木の場所もほぼ同じ地点で、見るだけであれば苦労はしないが、着樹すると間髪入れずに上に掻き登って行くのだ。まるでリスのように素早く、一気に樹上へと消えて行く。

←着樹の瞬間

 
 家の前は道路で、この道路を横切るルートを2つ確認した。道路の向こうには民家が一軒、その向うは古い廃家で、それを取り囲むようにまばらに杉の木が生えている。
 いつもその方向から来るし、さらにその先は田んぼで木は無い。って事は、お向かいさんちの付近に巣穴が有るのかも?

 近所の家の屋根裏に【むっささびぃ♪】が入り込んでたってのは聞いた事があるし。
この廃家が巣穴になってる可能性は高い!

 

 明るい内に中継地点の杉の木を見ると、不自然に表面の薄皮が剥がれている。
←これが
【むっささびぃ♪】の止まり木の証なのだ。毎回同じ木に掻き登ってるので、特に杉みたいに表皮が薄い木だと分かり易い。


 カメラはCanon/EOS55、ストロボは380EX、最初のフィルムはISO400で撮影したが、もっと樹上の滑空シーンを撮りたいので、距離を稼ぐべくISO1600を使ってみた。
レンズは200oズームのf5.6を開放で、Mモードでシャッター速度は適当にセットしてある。なぜならば暗闇にして完全にストロボだけの露光になるので、シャッター速度に関係なく、光量はストロボとカメラの演算だけになるのだ。
 ・・・そのカメラ任せがクセモノ、200mmでも背景の暗闇が占める割合が多過ぎ、滑空してる場面だと【むっささびぃ♪】が露出オーバーになってしまう。
 また、あまりにも粒子が粗過ぎて、例えHP用でも見るに耐えないので、再度ISO400でチャレンジしようかと思います。
 距離にして20m以内だし、単独ならば300mmを使ってでも大きく撮らないと適正露出になりません。木と一緒に写せれば、現状でも適正露出になるのだが...木から飛ぶ瞬間が見えないのですョ。





←コレぢゃ、
  ザブトンだかチリトリだか、
  サッパリワカラン!

 このエリアには、最低でも2匹を確認しています。
同じ木に2匹で来るのを見ると、夫婦かも知れません。
 たまに雨などで来ない日が続くと心配になります。お腹を空かせてるんじゃないかとか、夫婦仲が悪くなったんぢゃないかとか....。
それでも明日も会えるのを楽しみにしています。
【むっささびぃ♪】が飛び交う環境をいつまでも♪

 これからも観察は続けます。
もっとマトモな写真を撮りますので、乞う御期待!









【むっささびぃ♪】A
10/12
待望の追加画像










もうコアラだなんて言わせない!
(キッパリ)

ついに全貌が明らかになる!!








では、

そのしなやかな身体を

じっくりと

ご堪能ください

〜かしこ。





注:イタチぢゃナイ→

あの〜、マジメにコンナのしか撮れないんですケド...(謝)







10/17

そして今、







ついに、
新兵器登場!
EOS55+380EX
& Laser Pointer 
 あまりの暗さにファインダーから【むっささびぃ♪】をロストしマクリ!
でもこれで解決!(キッパリ)
レーザーポインターを入手して、カメラに装着してみました。
ストロボの下に、上手い具合にハマリ込んだりする。
レーザーポインターを画角中央に合わしておけば、カメラを見ずして撮影出来るのダ!!!もちろん事前にピンとズームを止まり木に合わせておきます。

 今まではストロボがジャマで縦位置での撮影が出来なかったが、視力1.5以上、f値0.0のオレの目を持ってして、コレで着樹の瞬間のドアップ撮影も可能。

 間違っても顔は狙いません。
全身を大きく広げ、木に抱きつくシーン専用に考えています。
今後の報告に期待セヨ!









【むっささびぃ♪】B

11/3
マジモンの追加画像


撮影距離:10m位
焦点距離:135o付近
絞り:f8
フィルム:SUPERIA400
ストロボ:パワー全開!(たぶん)
注:この時点では、まだレーザーポインターは未使用


その1
↑原画
【むっささびぃ♪】の特徴でもあり、モモンガとの大きさ以外の違いが、この耳にかけての白い斑点。

尻尾がかけて残念だが、このトレードマークが写ってる貴重な1枚。

正面からのスマイルも撮りたいナ〜。




その2
↑原画


気配を感じ取り、やっとの思いで画角中央に入れる事が出来ました♪ (^^;
原画は1536x1024/538.9KB

ココまで拡大しても、HP程度の画質ならば見れるものですネ〜。

コレでも貴重な全身写真だったりします。






その3
↑原画
適正露出に近づきましたネ。
だいたいにして、暗闇で白いのを撮影するのは至難の技なのですョ。
さらに飛びモノだし。(涙)

フィルムを1600から400に替え、f8にして、計3段落としてもコンナモンとは!!
もしかして、このストロボはオレが思ってるよりもパワーがありますネ。
ISO100でも撮れるんぢゃナイの?
↑200oでの撮影、前ピンなので鮮明さが欠けます。




 実際にこの暗闇で撮影し、フィルムを現像に出して、初めて画像と御対面出来るのです。
それを見てから次回へのフィードバックの繰り返し。(^^;

 
【むっささびぃ♪】は冬眠しないらしい。。。
さて、オレは冬場でも続けるので笑か?
レーザーEOSで撮影出来れば、画角中央に収める事が出来るので、もっとズームを効かせて、もうコンナにも引いた画像ではありません。

 とは言うものの、もう陽が短く、土日でもないと撮れないのが現状。
やっぱ、餌場でも設置するのが得策かナ、と?
・・・どうする野良屋さん!




  
『一発当てるまで撮ってみようぢゃないか!!』

                           注:期待スルベカラズ(笑)










【むっささびぃ♪】C
12/27
コンナのもあります

実は、隣りの大和町の八海山麓スキー場のマスコットが、
【むっささびぃ♪】
だったりもします!(^^;

もしや魚沼って、スゴイかも♪
行って見るベシ!(キッパリ)









 2003年春、、、
実はですネ、昨年の冬から見てナイのですョ。。。
さらに!!
巣穴とおぼしき近所の廃屋が取り壊されちゃったのです。(悲)

 そう、今思えば【むっささびぃ♪】を撮りマクッてた楽しかった日々、
レーザーEOSは1回も活躍する事なく、どこかに引越したみたいです。

 期待していた方々、すみません。(謝)
せめて↓でも見て、懐かしんでくださいませ〜。(^^;















まさにゲーヂツ的!

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